48の読書

もはや気持ちの良いエゴイズム【俺か、俺以外か。ローランドという生き方】

知ってますか?ローランド。

自他ともに認めるホスト界伝説の人物で彼のバースデーイベントでの売上記録は過去最高の6000万(マンション買えちゃう)

そんな彼の初の著書がこの本

読み始める前は『なんだコイツ?』っていうただの興味本位でしたが、
読み終わると彼の名言とその裏に隠された信念、プロ意識、気持ち良いまでのナルシズムとエゴイズムにやられました。

そもそもホストが書いた本なんてあまりないですし、内容も一流としてこだわりを持つ彼ならでは。
加えて話し言葉で書いてあるため普段本読まない方でも1-2時間で全然読めます。

そんなローランド本を本日は紹介していきます!

こんな人にオススメの本

・業界の違う一流の仕事人のこだわりが知りたい
・ローランドに興味がある
・一流ホストの考え方に興味がある
・なんだコイツ?と気になっている

著者はどんな人?

現代ホスト界の帝王と称されるホスト、ファッションモデル、タレント、実業家。
(ホスト自体は引退していてオーナー業を務める)
18歳でホストを始め、21の時の史上最高額の移籍金でKG-PRODUCEに移籍、25歳で同グループ取締役に就任。2018年のバースデーイベントでは6000万以上の売上を記録し、グループ歴代売上最高記録保持者に。その後は現役を引退し、ホストクラブオーナー、美容品プロデュース、アパレル、メンズ美容サロン
など実業家としても活躍中。

華やかな経歴をもつ彼ですが、生まれた頃から順風満帆というわけでもなく、少年時代はサッカー選手になりたいという夢があり、青春をすべて捧げたが挫折、大学もすぐに中退。
その後は下っ端で長い下積みを経験してます。

その下積み時代に嫌味なこと言われたりバカにされたりもたくさんされてるんですが、プライドやこだわりはそのまま貫いて生きてきた強心臓の持ち主。

その原動力となっているのがサッカーの挫折から生まれた反抗精神とのこと。

人に歴史ありですね。

本の概要

タイトル:俺か、俺以外か。ローランドという生き方

著者:ROLAND

出版社:KADOGAWA

発売日:2019年3月11日

ページ数:240ページ

この本の目次

プロローグ
ローランド誕生
ローランドの名言 哲学
ローランドの名言 美
ローランドの名言 愛
ローランドの名言 仕事
ローランドの名言 人生
ローランド 珠玉の名言集
ローランド氏をより深く知るためのQ&A
エピローグ

良かった所紹介

アルティメットナルシズム(究極自己愛)

よく女性に、「貴方のことが好き」と言われるのだが、そのたびに、 「俺も好きだよ!」と答えていた。 「俺も(ローランドのことが)好きだよ」という意味でね(笑)。

その発想はなかったwww
究極の自己愛があっての発言。

プライドやナルシストな人ってなんていうか鼻につくんですけど
彼の場合は突き抜けちゃってるので魅力になっているという。

個人的に新しい発見。

自信は形から作られる

心理状態は変えられなくても、仕草ならその瞬間から変えられる。  自信のあるフリをしていて、たまたま話が少しウケて流れを摑んできて、 「あれ? そういえば、気づいたらいつのまにか自信満々でしゃべれているじゃん!」ということになったことが多々ある。

ホストクラブの従業員や後輩に自信をつけるために自信があるフリをしろ!と説いてるそうです。

自信のある自分を演じることで、その自分に引っ張られていつのまにか理想の自分になれる。というやつ。
形から入るって結構重要でダンスも気に入ってる服や衣装で踊るのと家着で踊るのと意識がだいぶ変わってきます。

デキる男は面白い

そしてどんなときも、ユーモアを大切にすることは忘れない。食事するとき、仕事の話をするとき、相手に愛情を伝えるとき。 そして、このように皮肉を言うときも。知恵と知識をフル活用して、いつも最適な一言を。笑いがあれば、たいていのことが上手くいく。

個人的に本当にデキる男はいつでもユーモアを忘れない人というイメージがあってまさにコレ。
ローランドのギャグセンスがズバ抜けてるかというとそうでもないけど
(10億人のファンの方本当にすいません)どんな切羽つまった場面でもユーモアが頭にあるというのは並大抵ではない。

笑いがある男は本当にカッコイイと思うのでその意識は常に持っておきたい。

この本を読んで実践したい事/思ったこと

・理想の自分を演じる
・どんな時でもユーモアを忘れないように

ホリエモン本もそうなんだけど
この本も基本的には

絶対真似しちゃいけないやつ

ローランド氏の信念があって、そこから生まれた考え方や発言なので
普通の人がやったら大怪我しますw

とはいえトップを経験した人の言うことはやはり筋が通ってるので参考になる部分も多く、また、まったく馴染みのない世界だったので、ファーストクラスとエコノミーになぞらえた上客とそうでないお客様への考え方や、お酒を飲まない接客スタイルというのも印象的だった。

まとめ

出過ぎた杭は打たれない

ホストやクラブって大体が”非日常”を求めに行くんだと思うんですよね。
つまりエンターテイメント。

キング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンのプロとしてのこだわりで、
『カメラの前で食事のシーンを見せない』
っていうのがあるんですよ。

その理由として、エンターテイメントという人に夢を与える仕事をしているものとして、生活感のあるイメージを与えたくないというものなんですが、

全く同じ事を彼、ローランドも言っています。

そんなプロ意識をもつ尖った男の一冊。
興味があれば後悔しないと思うので読んでみてください。

こんな人にオススメの本

・業界の違う一流の仕事人のこだわりが知りたい
・ローランドに興味がある
・一流ホストの考え方に興味がある
・なんだコイツ?と気になっている

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バンコク在住ストリートダンス講師で2児の父。Bboy歴17年子どもの指導歴10年。英語はWhat's up、中国語はニーハオ、タイ語はコップンカーなレベル。