レッスンに通わせている以上、子供たちには上達してほしいもの。
今回は講師歴9年目、うち6年は週9〜15本レッスンやってる僕、48(しば)が
子供たちや大人を見てきて感じた体感的な統計を元に
『ダンスが上達する子の共通点』を挙げて解説入れてみました!
・子どもに上達してほしい
・最近伸び悩んでる
・上手くなってる子がどんな感じか気になる
こんな方にオススメの記事です!
挨拶がちゃんとできる
挨拶ができないのにダンスが上手い子っていないです。
これから後述する内容に当てはまっていても挨拶がしっかりできなてい子はどっかで伸び悩んでいるイメージ。
目が合うとそらしちゃうようなタイプはどこか自分に自信がないような感じ。
そういう所がダンスにも出てきます。
逆に最初はモジモジだったけど挨拶がちょっとできるようになってきたらダンスが伸びてきたって子もたくさん見てます!
あと挨拶が元気な子は踊りもエナジー高め!
ダンスが好き
もうこれが全てって言えちゃうくらい重要
踊ってる姿見てても『めっちゃ楽しそう〜〜〜!!』みたいな踊りを見せてくれる。
全開で表面に出て無くても顔とか目でわかるやつ。
踊るの大好きだから練習も見てない所でガッツリするし、ショーやコンテスト、バトルなどにも挑戦してくる。
気に入った曲がかかってたら曲名とかも聞いてくるし、よく知ってるなってぐらいアーティスト名覚えてる子もいる。
世の上手いダンサーは皆ダンス大好きで続けてきた人ばかりなので、上達への極意はこれ。
好きこそものの上手なれ。
めっちゃ練習してる
ダンス好きだからやっぱり自分で練習してる!
もっと上手くなりたい、やりたい技がある、ただ単に楽しい
理由は人それぞれだけどそういう思いで自発的に練習すれば当然上手くなる。
っていうか楽しいからやってるので練習っていう意識がない。
ダンスに限らず何でもそうだけど週に一回のレッスンのみでは絶対に上達しない。
同じ振りはなんとなく踊れても見え方が全然違う、アイソレが全くできてない、倒立をやってない子は次のステップに進めない。
将来英語を話せるようになりたいから週に1回英会話ならってます!それ以外はやってません!
って言ったら
『え〜と週1で通ってるだけで喋れるようになるのかな?』
ってなると思うけどそれと同じ。
ただし、この練習も自分からおこなってないと伸びない。伸び悩む。
主体的である
7つの習慣みたいだけど
上手くなる子は主体的、自分から物事に取り組んでる。
レッスン受けるにしても、習い事で行ってるからとりあえず言われた事やってるっていう姿勢だと全く伸びない。
上手くなる子の場合はそこに自分の意思がちゃんとあるので1つのレッスンでも何かを吸収しようとする意識が強いので集中力が全然違う。
アイソレなどもただやってるだけだとある程度からは伸びなくなる。
レッスン以外で振り付け練習するにしても、
言われてからやるっていうレベルだと
ゴール設定が振り付けを覚える!とかお母さんが満足するレベル!までっていうレベルになってくるので、主体的な人と踊り込みの差が段違いになってくる。
子供へ習慣づけるために多少親から誘導してあげたり環境を作ってあげるのは良いと思うけど強制すると『やらされてる感』を感じて裏目に出るので言い過ぎはNG。
目標がある
ダンサーの〇〇みたいになりたい!
先生みたいに踊りたい!
上級クラスに入りたい!
ヘッドスピンができるようになりたい!
今度の発表会で誰よりも上手く踊りたい!
上手くなる子って大なり小なり目標がある。
ゴールがあればそれに向かって自主的に動くのでめっちゃ大事!
振り付けは覚えられるけどなんかイマイチっていう子は
目標設定が振り付けを覚えるになっちゃってる場合が多いので、レベル上げたかったらなんでも良いから目標設定したほうが良い。
具体的にこうなりたいと決まってた方が良いとは思うけど
かっこよく踊りたい!とか上手くなりたい!みたいな
漠然としたものでも全然OK。
そういう向上心が大事!
人の話を素直に聞ける
みんな驚くほど素直。ピュア。
人から教わったことを素直に聞けるのは大事。
とはいえ脳死で言われたことしかやらないのも良くないと思うので試行錯誤は必要。
教えてもらったことでもしばらくやった上で考えて、コレって実はこうなんじゃない?とかもっとこうしたら良くなるかも?みたいな発見が出てくるのが理想。ネクストレベルが見えてくる。
正解が一つではないことも多いからね。
とにかく一旦は素直に聞けるってとこポイント!
基礎を疎かにしない
最後は技術的なところだけど基礎の部分。
レッスンの頭にアイソレやリズムトレーニングするタイプのレッスンって多いと思うけどそういう所でも流してやらずにちゃんと追求して取り組んでる。
基礎が出来てないと同じフリやってても、手足だけの動きになったりグルーヴ感が感じられなくなる、Breakのパワームーブに関しては基礎が出来てないと一切先に進めない。
アイソレーションや倒立などは一朝一夕では当然できないのでここでも日々の練習がカギ。
まとめ
・挨拶ができる
・ダンスが誰よりも好き
・とにかく踊りまくってる
・主体的である
・具体的でも抽象的でもとにかく目標がある
・素直に話が聞ける
・基礎もしっかりやっている
今回は共通点を7つ挙げさせてもらいました!
別にみんなで世界一目指そうぜ!って思いは全くないんですけど、せっかく時間を使ってることなので(レッスン通ってる子はお金も)
やるなら向上心持ってやったほうが楽しいし、別にダンサー目指さなくても
真剣に取り組むことでその先の人生の糧として絶対に良い経験になる
のでダンスやってる人や子ども達には真剣に向き合ってほしいなと思ってます。
僕の大好きな言葉で
努力は夢中に勝てない
って言葉があります。※BEAMSの代表 設楽洋さんの言葉。前田裕二さんかと思ってた。
努力の解釈って人によって違うと思うのですが、自分の中で努力は
目標に対して辛い思いをしてでも根性で頑張ること
で、それに対して夢中は
どんな状況でも周りを気にせず没頭できること
と解釈してます。
なにが言いたいかって
好き=最強
って事で本日は締めたいと思います!
以上、こんな子が伸びる!ダンスが上達する生徒の共通点を7つ挙げるでした!