忙しい。
だが、本が読みたい。
そしてその本で得た知識を活用し時間を捻出、
効率良く作業することにより生産性を高め、
スプラトゥーン2をいっぱいやりたい
1児の父親として高みを目指していきたいのだ。
つまり、速読しかねぇ。
というわけで今日はこの本。
著者は30年以上速読の研究と実践を重ねてきた医学博士、斉藤英治先生。
本著ではその30年の集大成である速読術の中でも実践しやすく、より効果の高いものをピックアップして書かれたすんげぇ本です。
ちなみに48は今まで多分4冊くらい速読本を読んでますが、全く身についてないカスです。
そのカスがこれならイケるなと感じ、実践しているのがこの速読術。
ただ、速読術と言っても、巷によくある眼球トレーニングページのある速読本とは違うアプローチなので、僕みたいな練習は嫌だけど速読したい!って方にオススメ!
体は鍛えても眼球は鍛えたくない。なんか怖いじゃん。そのうち眼筋のHitがどうのとか言い出しかねない。
以下、個人的に良いなと感じたところです。
全部読む必要はない
「本はやっぱりはじめから終わりまで全部読んでみないとわからない 」という発想そのものが 、間違いなのである 。もしそうなら 、あなたにとっての目的が明確ではないままに 、これまで漫然と本を読んでいたことになるだろう 。いや 、 「全部読む 」ことが目的になってしまっていたのかもしれない 。この情報過多の I T時代の中で 、多忙で時間のない人には 、これはまったく矛盾した考えだ 。
飛ばし読む事の重要さ。本を読む目的をよ〜く考えたら『全部読むこと』にはならないはず。
読んでも頭に入ってこない所、知ってる内容、知ってる引用、楽しくない所、ストレスを感じる文、今の自分に必要のない箇所などは飛ばそう!
マジでこれを意識するだけで早くなるし、読書もっと楽しくなるよ。
個人的には楽しい!楽しくない!って感情はすごい重要な指針だと思う。
何事も楽しくないと全然頭に入ってこない。
もし今開いている所に欲してる情報があればワクワクして楽しくなってくる。
楽しみたいと思って買った小説とかは本はじっくり読んだら良いし、つまらない所や結果が早く知りたいなら飛ばしても良いと思う。
必要に応じて調節して読んでいく。時間は有限。
あと読んでも入ってこない所って、今の自分にその言葉が慣れてないので
無理して読む必要はないんじゃない?
グローバル化する現代を生き抜くにはITリテラシーが必要だっ!!(ちょっとキレ気味)
とかいきなり言われても言葉に慣れてなかったら『お、おぅ』
ってなるし、慣れてる人は『うん。そんで?』
と読み進められる。
慣れてない言葉は飛ばそう、飛ばして脳に入ってくるとこ、自分に必要なとこ読もう。
何のための読書か?
読むと決めたら 、どう読むかも決める 。いつまでに読むか 、読むことでなにを得るのか 、を明らかにしよう 。
個人的に一番重要だと思ったことがコレ。
読書をする際に期限、目標を定める。
そうするとどう読むかも決まってくる。要点だけ読むのか、ガッツリ向き合うのか。
そのためのどういう目的でこの本を買ったのかを思い出す。
話題だったから。なんとなく良さそうだったから。芥川賞だから。
表紙の外人がいい感じだったからetc…
そんな漫然とした理由で買った本も絶対にあると思うけど(僕はほぼこんな感じ)購入に踏み切ったからには何かしらのあなたに引っかかるワード、テーマがあったハズ。
その目的を明らかにして本と向き合うと情報が得られるスピードも吸収力も変わってくる。
読むからにはしっかり吸収したいスポンジのように。
何のために生きてるのか?
上手に書こうとか 、最初からホ ームラン級のアウトプットをしよう 、と気負うのもやめておいたほうがいい 。その気負いだけで疲れてしまって 、あとが続かなくなるからだ 。そして時間がないからアウトプットをしないというのであれば 、なんのために生きているのか 、なんのための時間なのか 、と問いたい 。
これはもう言ってる事がイケメン過ぎた。
速読の本読んでたのに不意打ちでなんのために生きてるのか?という強烈なパンチラインを食らわす先生。
私も活字の荒波に揉まれ、危うく自分を見失うところでした。好き。
何かの知識を得たいとか自分を改善したいと思って読書した時、行動が伴わないと本当にもったいない。
知識は溜め込むだけでは意味がないから行動に移しましょう。
完璧より完成が大事!
超まとめ
・一字一句読むことに拘らず、目的を持って読書しましょう!
この本の速読法で、30分で一冊読む方法っという具体的なのがある(てかメイン)んですが、僕的にくらったのが上の3つだったので触れてません。
それについては書評サイトさんや他のブロガーさんの書評記事、てゆーか直接読んでみてくださいっ!