Youtubeや、instagram、Tiktokなどでよく見るキレキレなダンスやすごいダンス技の動画。
それを見て
『カッコイイ!やってみたい!』
『面白そう!自分でもできるかな?』
と、ダンスに興味を抱く人も多いと思います。
よっしゃ!ダンス始めよ!!
というワケで今回はダンスを独学でやる場合のやり方についてです!
・ダンスをとりあえず独学でやってみたい
・ダンスやってみたいけど何からやったら良いか分からない
・独学で上手くなるかどうか心配
先に結論からいうと『Youtube見て練習』です。
今の時代良い講座や振り付けレッスン動画があるので、ダンスはだれでもカンタンに始められるようになってます。
僕が始めた頃はレクチャーDVDとか見てましたがぶっちゃけ今は不要。
Youtubeで十分です。
とはいえダンス初心者ならではの不安や疑問などもあると思うので、ストリートダンサーから職業ダンサーになった僕が下記で色々解説していきます!
※ブレイクダンスをやりたい方はこちらの記事もおすすめ!
もくじ
ダンスを独学で始める時のやり方
まず始める前にめっちゃ重要な事!
何をやりたいですか?
ダンスっていってもジャンルも色々あるし、踊ってみた系の動画のダンスをやりたいとか忘年会や新年会、結婚式のサプライズで踊りたいとか色々あると思います。
ゴールが決まってないとどこに向かって走ればいいか分からないので、とりあえずはイメージだけでもOK。ふわっとでいいよふわっとで。
・三代目みたいなダンスがやってみたい
・自分の大好きなアニメの曲で踊ってみたをやってみたい
・忘年会のコンテンツとして振り付けを覚えたい
・ダンサーにめっちゃ憧れていて、将来プロになりたい
・アクロバティックなダンスをやってみたい
・モテたいからダンスやりたい
こんな感じで良いのでやりたいこと、もしくは自分の理想のダンスを思い浮かべておきましょう。
これによってやる事が変わってきます。
必要なもの
・Youtubeが見れる端末(スマホ、PC、ipadなど)
とりあえずこれとかスマホだけあれば後はどうにでもなります。音もかけれるし、動画もみれるし、スロー再生のアプリもあるし。
なんて便利な世の中なんだ・・・
※自分の動画を撮影する用にカメラか、もう一台端末があると良いです。
端末複数台なければ🔼みたいな安いタブレットで動画や音楽流して、自分のスマホで撮影とかが一番リーズナブル。
他にあったほうが良いものとしては・・・
・ワイヤレスイヤホン
外に迷惑をかけず音に集中できて、コードの煩わしさもないというダンサー必須アイテム。
クラブやスタジオでないと大きい音はかけられないと思うのでなにかしたイヤホンはあったほうが良いです。イヤホンで聞くと集中できて今まで聴こえてなかった音とか聴こえたりもするし。
iphoneだったら断然Airpodsがおすすめですが値段がお高いので他のメーカーのものでも全然OK。ただし、自分の耳にあったものをオススメします。
・踊りやすい服装or自分がテンションの上がる服装
スウェットとかジャージとか、それっぽい服装買ってきましょう。
あんまりにも家着すぎると人によっては身が入らないかもしれません。
衣装もそうだけど着替えると結構テンション変わるよ。
・鏡
なくても良いんだけどやっぱりあると便利。全身鏡だと場所取るし横幅足りなかったりするので、壁に貼り付けるタイプの鏡を何枚か貼るのオススメ。ウチにも張ってあります。
やり方
基本的に、ダンスの講座orやりたいダンスのスロー再生を見てひたすら練習!
これだけなんですが、
・振り付けを踊りたい人(DAPUMPの新曲のダンスがやりたい、踊ってみたがやりたい)
・特定のジャンルをやりたい人(HIPHOPやりたい、Breakinやりたい)
※ジャンル良くわからない人はこの記事にはってある動画でジャンルの名前を把握しましょう
で変わってくるのでそれぞれ解説します。
振り付けを踊りたい人
振り付けを踊りたい人はとりあえずやりたい曲のダンス講座がないか探してみましょう。
もし発見できればその講座を見ながら、なければスロー再生、コマ送りにして見ながら練習。
いきなりですが大丈夫。やってみましょー!
コツとしては
分けて覚える
いきなり全部覚えようとしてもパンクしてしまうと思うので、イントロ部分を覚える、Aメロを覚える、サビを覚えるなど、パートごとに分けて覚えましょう。
パートの中をさらに分けて8✖1(1.2.3.4.5.6.7.8のカウント)ごとに覚えてから次に進むとかでOKです。
そんな感じでとりあえず一番目のサビ終わりまで踊れるようになったら一段落なので、アップとかしたい人はその段階であげても全然OKだと思います。
一曲まるまるは結構長いっす。
特定のジャンルがやりたい人
ストリートダンスにはどのジャンルも基礎のステップや代名詞的な動きがあり、それが発展してすごいダンスに見えるので、まずはやりたいジャンルの基礎ステップなどを覚えていきましょう。
Youtubeで『HIPHOP 基礎』とか『How to HIPHOP』とか調べると出てきます。
ダンス未経験でいきなりすごいダンサーの動画をスロー再生で見ながらやろうとしても
・どうなっているか全然分からない
・同時に動かせない
・体が追いつかない
という状況になり、かなり無茶というか今の時代では非効率的です。
昔の人はほんとにすごい。
Breakinの場合は最悪病院にお世話になるのでまずは基礎からやってみて、ダンスに触れていきましょう。
ダンスの基礎であるアイソレーションやリズムトレーニングの動画もたくさんあるので並行してやるのをおすすめします。
※Breakin、ブレイクダンスの場合は倒立やチェアー、6stepなど
ちなみに、振り付けをやりたい人、特定ジャンルをやりたい人、どちらに関してもかならず自分の動画を撮ってチェックしてください。
これをやらないと雰囲気でなんとなく『オレ、上手くなってるかも!へへっ(゚∀゚)』って勘違いして成長しなかったり、自分の課題が分からなくなってしまいます。
上達するにはかならず必要なので撮るようにしましょう。
よくある質問
基礎練習は何かやったほうが良いですか?
アイソレーション(体を部位ごとに動かす練習)
リズムトレーニング(リズムに合わせてカンタンなステップなどで体を動かす練習)
はもちろんやるにこしたことはないのですが、ぶっちゃけ踊ってみた系はアイソレをわざわざ個別で練習しなくても大丈夫な場合が多いです。
大丈夫というのは出来なくてもそれっぽくはなるよって意味。
そういう特殊スキルを使わないでキレイに見せてる場合がほとんどなので
忘年会や結婚式でやる場合も、まずは細かい部分より大きい所(手を上げるのか下げるのか、回転方向は揃っているか)をしっかり合わせたほうがダンスというか、エンターテイメントとしてちゃんと見えるので、先にざっくりと覚えることを優先させたほうが良いです。
むしろ人ってダンス見てる時基本的に動きより顔に目が行くので、人前でパフォーマンスする時は目線や表情、下をむいてないかを気をつけたほうが良い。
ストリートダンスの特定のジャンルをやりたい人は基礎も並行でガッツリやりましょう。
アイソレの重要性がいまいち分からなくて乗り気でない方はこちらの記事を見てみてください🔽
アイソレのオススメ講座はこちら
リズムがとれない
経験上リズム感のない人というのは頭の中でリズムが作れてない印象です。
本を読む時に頭の中で音読する人って結構多いと思うのですが、
あの感覚で音楽を聞きながら『12345678』とカウントを数えてみてください。
それができるようになったら体揺らすなどしてそのテンポに合わせて動いてみる。
慣れてくると頭で思い描かなくても自然と体でリズムが取れるようになります。
また
・音楽にあわせてクラップや膝を叩くなどでリズムキープしてみる
・曲を歌いながら踊って踊りとリンクさせる
なども有効なのでやってみてください。
慣れる!
どのくらい練習したら良いの?
目的にもよるけど上手くなりたい人は基本毎日!
ストリートダンサーの場合一日2〜4時間ほどやってる人は多いですが、一日10分だけでもいいのでダンスに触れましょう。
忘年会のフリ覚えるとかだったら、仕事忙しくてできない日でも音楽聞いてイメトレするだけで違ってきます。
目安として
うちの発表会でやっている初心者のパパさん達が、振りを覚えて人前でショーとして成り立つようになるまでの準備期間としては2ヶ月でやってます。
週に1回90分のレッスンで振り付けは4分前後、本番前はガッツリ追い込み←これが一番重要w
なので、完全初心者の方がフリを覚えて人前でやるのにはそのくらいあればなんとかなるでしょう。※時間もっと取れるなら1ヶ月前でもイケる。
早くてよく分からない
分かるまで何度も見ましょう。今はカンタンにコマ送りにできる時代です。
それでも分からない人は恐らく分かりたくない理由がある(心のどこかで諦めてる)か
とんでもなくレベルの高いことをしようとしているのでちょっとレベル落としたほうが良いかもしれません。
アイドル系や踊ってみたで多いの振りなど、身体の外を使う(手を開いたり、脚を動かしたり)のはすぐできると思うけど
ストリートダンスに多い身体の中から使う動き(胸にウェーブ通す、腰での表現など)
はかなり難しいです。
あってるか良くわからない
動画を撮ってみて、自分の姿を見てみてください。
上手くなりたい人は厳しい目線で見てみましょう。自分の問題点が分かってきたらそれを改善するための案を出して実行。それの繰り返しで上手くなります。
ちなみにダンスのキレに関しては筋肉や神経の問題なのでどうしても時間かかります。
頑張ろ!
なんか違う感じがする
なんか違うと分かっている時点で素晴らしいです。
音と合ってるか、首の角度、向き、目線、足で行うステップか腰で行うステップか、体重はどこにある動きなのか、腕から振るか肩から振るか、胸は含むのか張るのか、それとも自然なのか。
いろーーーーーんなポイントがあるので気をつけて自分の動きを見てみましょう。
もし改善できるようなポイントを見つけられれば成長につながります。
独学で上手くなれる?
これだけ情報源に溢れた環境なのである程度までは完全独学でも全然いけると思います。
プロになりたい、大会で優勝したいなど、本気で上を目指したいのであればレッスンや仲間を作るなどして誰かしらと交流したほうが圧倒的に効率的です。
人の意見も聞けるし、自分がもっていない情報をもっている方もたくさんいるでしょう。
そして共通の趣味がある人とは仲良くなりやすいのでいい仲間とも出会えると思います。
ダンスはマジでコミュニケーションツールのひとつなので、ダンスを始めたらぜひその部分を味わってください!
まとめ
・自分のやりたいものを決める(ジャンル、踊ってみた、将来的に動画を投稿したい等)
・Youtubeなどで参考動画見ながら実際にやってみる
・定期的に自分のダンスを動画で撮ってチェック
一言でいえば『踊れ』って話なんですがw
やる前に色々と調べたい人(僕は完全にこれ)もいると思うので記事にしてみました。
ビデオテープを擦り切れるまで見たりして覚えていた時代に比べれば、ダンスの振り付けや動きを覚えるという点ではかなり恵まれてる時代です。
レッスンに通うのが一番手っ取り早いですが、恥ずかしいとかお金の面とか色々あると思うので、まずはちょっとやってみて、
自分にもできそうだな
とか
もっとやってみたい!
って思えてから通ってみるのもいいと思います。
そんな感じで
ダンスを独学で始める場合のやり方、よくある質問
でした!!