先日僕のBreakのクラスを受けてくれているパパさんと話をしていて『影響を受けたBboyって誰ですか?』と聞かれました。
一番影響受けてるのは間違いなく師匠Wapperさん。
なんだけど、ダンスどころか人生にも影響を与えてもらった存在なのでちょっと別格。
で、Bboyという括りでいくとBreakin’を始めて13年も経ってるし
動画も結構見るタイプなので影響受けてる人はめちゃめちゃいる。
川崎の仲間、先輩達をはじめ、群青さん、Kazuhiroさん、Kousukeさん、一撃のKatsuさん、ドラゴンさん、Born2Funk全員、Abstract、Kenswift、Poe one、Remind、Wicket、Wiggles、Ynot、Luigi、Doknock、Cloud、Focus、Casperなどなど・・・
まだまだいるけどその中でも特に影響受けたのは『Kid David』
※中国の人ごめんなさい、youtubeです
Bboy界での活躍はもちろんメディアや映画出演等もしているちょっと有名人な彼。
Breakやってる人なら大体知っているレベルの人なので、詳しいやつと好きなBboyの話していて彼の名前を挙げるとつまらなさそうな表情されるんだけど(笑)
僕なりに色々見た結果、一番影響受けていて理想に近いのが彼のスタイル。
今日はそんな彼のダンススタイルから超個人的に学べそうな所をまとめてみました。
Character キャラクター
濃いよね〜すぐ分かるもん。
音楽に対する遊び方とかコミカルな動きが良い感じ。
キャラクターに関してはなんというか、動き、姿勢、服装などからにじみ出る雰囲気(Flaver)、相手に対するアプローチの仕方とか?
うーん、言葉で説明しづらいんだけど、踊り見てて『あっ!〇〇だ!』ってすぐ分かるやつはキャラクターが強いと言える。
自信たっぷりに個性のある動きしてるやつは強い。自信を持つべし。
Musicality 音楽性
これ。
これがすごい。ひどい。
立ちダンサーの方からするとグルーヴのない所謂ただの音ハメなのかもしれない。
でもさ・・・下の動画の4:38〜のムーブとか、ヤバくね?
フリーズとかを音ハメで一発ドン!
とか
チャカチャカトン!
ってフットワークしたりするのは結構簡単なんだけど、
その後も流れるようなムーブから色んなネタでハメまくるのって本当難しいよなぁ。
ここまでいくにはまず自分のセット(決まった流れの動き。所謂ネタ。)を完全に使いこなして体に染み込ませること。
あとつなぎ方のバリエーションも多いので、一つのセットに対して入り口と出口を増やすこと。
そして当たり前だけどムーブ練。これが一番大事。
Control コントロール
虚を突く流れ、謎のスライド(上の3:36〜)など、とにかく自分の体、ムーブのコントロールが上手いしフロアを広く使ってる。
前後左右上下と色々な動きが入ることで見ていて飽きない。
そしてセットのクオリティが高いので基本ミスとかない。
こういうムーブが出来るとただの円運動からセットを出した時よりも会場が沸きやすい感じはする。
フロアを広く使う事を意識してムーブ練。
Sets セット
こればっか言ってるけどKid davidはとにかくセットのクオリティが高い。使いこなしてる。
ワンハンドエアー!とか1990を20周!とかはないんだけど、地味に難易度の高いことをさらっとやってのけるし、シルエットを凄い気使ってるからオシャレ。
しかも音にハメてくる。最高かよ。
あと手技系が凄く強いのでそこからの派生が凄く多く、得意をしっかり伸ばしてる感じ。
得意な動きって色々足したり減らしたりできてオリジナル作りやすいから重点的に掘り下げるべきポイント。
ISSEIも上海に来た時のWSで得意な動きを練習した方が良い的なこと言ってたなぁ。
得意を伸ばそう。
まとめ
・セットを作って練習、使いこなせるようにする
・入口と出口を増やす
・得意を伸ばす
・フロアを広く使う
・ムーブ練習
この5つを意識して練習。
っつかまとめたけどこれ・・・バトルで勝つには当たり前の事じゃん・・・笑
とりあえずKiddavidの場合は、
セットが短くてクオリティが高く、入口と出口が沢山あるので色んな音に対応しやすい
うん、おれ、これ目指そう。
おまけ↓11年前にアップされたトレーラー。
コレを見て好きになりました。100回以上は見てる。
曲がT.IのKING BACKだったのに変わっててびっくり。著作権の問題かな〜
そんな感じ〜