ダンスやピアノの発表会、お芝居、舞台、バンドのライブなどでも使われる上手(かみて)と下手(しもて)という言葉。
リハーサルやゲネプロの時に毎回どっちだっけ?と聞くのも格好悪いし、認識のズレから本番のトラブルにもなりかねないのでサクッと覚えられる方法を教えます!
・上手・下手のどっちが右か左か分からない
・後輩にドヤ顔で教えたい
・初めてダンスの発表会に出る
・『トイレどこですか?』と聞いたらさも常識かのように上手側の階段の上とか言われた
・なんとなく覚えたくないけど覚えとかないと後で困りそう
って方にオススメ!
ここだけの話、演者さんが舞台監督さん音響さん照明さん達、舞台関係のプロの方に現場でこれ聞くと『は!?(キレ気味)』みたいになる恐れがあるのでマジで覚えておいて。
野球選手が審判に『すいません、一塁ってどこですか?』って聞いてる感じ。怖ぇぞ。
基本使うのは演者さんやスタッフさんですが発表会や舞台を見に行く人、子どもの舞台をサポートする親御さんも覚えておくと良いかも!
上手・下手は左右どっち?
演者の方
ステージの上に乗って左手が上手、右側が下手
客席にいる方
ステージを見て右側が上手、左側が下手
ちなみに英語だと
上手→Stage Left
下手→Stage Right
と言います。
英語に関してはLeft(左)とRight(右)っていう言葉が入ってるので
ステージに立つ側の目線で考えましょう!
これで忘れない!簡単な覚え方
その①
舞台に乗って左右上下(さゆうかみしも)
左が上手右が下手、意味分からなくてもとりあえずこの左右上下(さゆうかみしも)って
覚えておけば、困った時に『舞台にのって左右上下、あ〜こっちが上手か!』って感じで思い出せるよ!
え!?なんか漢字だし分かりづらい!?
オレ、これで覚えたんだけど!?
ん〜・・・そんなあなたにこれ!
その②
ピアニッシモ
ピアノって、あるじゃん。
あれってお客さんに蓋と音の関係で基本的に舞台の下手にあるんだよね。
ピアノの発表会とか言ったことないけど、ピアノの発表会とか合唱コンクールとか思い出すと
たしかに絶対舞台の下手側にある。だからピアニッシモ。
ピアノ+下手=ピアニッシモ
困ったらピアニッシモ。
ちょっと意地悪いけどピアノ下手(へた)でも可。
※こうゆうほうが覚えやすい時あるよね
なんでこういう言い方するの?
先生や演出家、監督から指示を仰ぐ時、
左にハケてー!とか右から入ってー!とか言われても
(どっちから見て左なの!?)
ってなりますよね。
そういう認識の違いを起こさないために上手下手という言葉を使ってます。
由来に関しては諸説いろいろあるらしいんだけど、有力なのは
上座下座の話。
歌舞伎などの日本の伝統芸能で身分が高い人が上座、上手側に座り、身分の低い人が下座、下手側に座るという風習があったそう。
サラリーマンの時に覚えたな〜、上座下座。出口から近いとこに座る、上司は奥へ、みたいな。
まとめ
・舞台に出る人は絶対覚えておいたほうが良い
・舞台に乗って左側が上手、右側が下手
・左右上下、もしくはピアニッシモで覚える
何度も舞台に立ったりしてれば自然と覚えてくるので、まずは左右上下、もしくはピアニッシモでどっちか分からなくなった時でも対処できるようにしときましょう!
円高円安よりは覚えやすいと思う(当社比)
あと冒頭でも少し触れたけど
照明さんや舞台監督さんって舞台一筋何十年という方も多いので、
初めて出る人でもそういう方達と同じステージを作るっていう意識を持ったほうが良いです。
去年からダンスやってますちょり〜ス☆
みたいな感じで行くと・・・知らないよ〜(・∀・)
そんな感じで
どっちが上手だっけ?ダンサーも使う舞台用語、上手・下手の簡単な覚え方
でした!