ダンスを始めたいけどたくさんジャンルがあってよく分からない。
今回は初心者の方やキッズダンサーの親御さんでも分かるようにストリートダンスと言われてるダンスのジャンルを簡単にご紹介します!
ストリートダンスにはたくさん種類があって当然ジャンルごとに音楽や踊りが違うので
『思ってたのと全然違う(T_T)』
とならないように、この記事でサクッとイメージを膨らませてください!
※ここで紹介するダンスはストリートダンスと主にストリートダンススタジオで習えるダンスを挙げています。
厳密に言うとストリートダンスではないものも含まれているのでご了承ください。
もくじ
ストリートダンス厳選13ジャンルを紹介!
JAZZ
Jazz(ジャズ)ダンスはその名の通り1920年代からアメリカで流行していたJazzMusicに対して踊られていたのが始まり。
大本はクラシックバレエなのでバレエの基礎としてやっているものがダンスにも入っていたり、手足の先や顔の角度まで気にするとても繊細なダンスでもあります。
一般的なダンススタジオで踊られているジャズダンスは幅が広く、使っている音楽も様々。
ポップスやR&Bはもちろん日本人は日本の曲でやったりもします。
最近流行りの振り付け系、URBAN DANCEと言われているものは元がJAZZっぽい人が多くて、ジャンルというよりは最近の曲で踊られてるキレキレのJAZZというイメージ。
派生としてJAZZ HIPHOP、JAZZ FUNK、STREET JAZZなどもありますが、先生によって全然違うので一度体験してみるのが良いと思います。
Soul
基本的には1971年にアメリカで大人気番組『SOUL TRAIN』で踊られていたダンス、ステップを総称してSoul Danceと呼びます。
Rock Steady、Penguin、Freaky Dickyなど当時流行していた曲によってさまざまなステップがあります。
FunkやDisco Musicなどのこの年代の音楽や黒人特有のノリ、グルーヴ感が好きな方にオススメのダンスです。
Rockin
1960年代〜アメリカのブルックリンを中心にブロック・パーティーなどで流行っていたダンス。銃やナイフをモチーフとした動きで踊り合うのが特徴。
ROCK、UP ROCK、BROOKLYN ROCKとも呼ばれています。
このダンスからブレイクダンス、Breakinが生まれたとされています。
あまりジャンルとして知られていないダンスなので、日本のダンススタジオでRockinのクラスをやっているところないかもしれませんが、Breakinをやる方は必ず関わってくるダンスです。
ちなみに日本語だとRockinとLockinは同じ『ロッキン』ですがダンスとしては別物です。
Breakin
一般的にはブレイクダンスとして知られていますが正式には
Breakin(ブレイキン)もしくはBboying(ビーボーイング)が正しいです。
ヘッドスピンやウィンドミルなど、体操選手顔負けの派手な技や目にも留まらぬフットワークが特徴のダンスでありHIPHOPカルチャー4大要素の一つ。
初心者でも練習を積むことで色々な技を覚えることができるので、習得した時の達成感も味わえるダンスです。ダンスのジャンルで最も人口が多いのはBboyらしい。
Lockin
1970年代にFunkやDisco Musicに合わせて誕生したダンス。
Lockとは鍵をかけることの意味で、激しい動きからいきなり鍵をかけるように止まる(Lock)することからそう呼ばれるようになったされています。
FunkやDisco Musicが好きな人、激しく動きたい人、音ハメバチバチに決めたい人にオススメです。
Poppin
アメリカの西海岸で生まれたダンス。
筋肉を弾く動き『POP』を基礎として幅広いスタイルを持つジャンルです。
ロボットダンスやマイケルジャクソンのムーンウォークもこのダンスのスタイルの一つ。
アイソレーションやヒットの練習はかなり地味になりますが、体が使えるようになった時の音楽の表現の幅はすごく広いです。
フリースタイルダンスバトルでやたら強いのもこのジャンル。
上記のBreakin、Lockin、Poppinは『OLD SCHOOL』とも呼ばれていて、古くからストリートダンスでも根強い人気を誇り、日々進化し続けているジャンルでもあります。
Punkin/Waackin
1970年代にゲイクラブやディスコで生まれたダンス。
当時の有名女優達のポーズなどをゲイ達が真似していたところからダンスになっていったとされる。
腕を激しく振ったり、女性らしいポージングが大きな特徴。
HIPHOP
HIPHOP MUSIC、RAP(ラップ)で踊られているダンスを総称してHIPHOPダンスと呼びます。
音楽の進化とともにたくさんのスタイルがあり、人によってかなりスタイルが分かれる。NewJackSwing、GirlsHiphop、LA Style HIphop、Jazzy Hiphop、SWAGなどなど。
90年代のスタイルの人とSWAG系とでは全然違うのでスタジオでレッスンを受ける際は一度受けてみるのがオススメ。うどんとパスタぐらい違う。
House
1980年代からアメリカでハウス・ミュージックが流行り始めるとともに生まれたダンス。
四つ打ちの早いビートに合わせて軽やかなステップを踏むのが特徴。
リズムに合わせてステップを踏んでいると不思議と高揚感に包まれる。
ハウス・ミュージックが好きな人にオススメ。
Vogue
ファッション雑誌『Vogue』のモデルのポーズに似ていたとこからVogue(ヴォーグ)、Vogueing(ヴォーギング)と呼ばれるようになった。
1930年代の社交ダンスがルーツになっており、その後1960年代にボール・ルームというダンスシーンやクラブで黒人や同性愛者に踊られていた。
その後1980年代でゲイクラブなどで流行、1990年に発表されたマドンナの楽曲『Vogue』で一気に広まる。
独特のポージングや、手の使い方などが特徴的なダンス。
Raggae
Raggae(レゲエ)の音楽に合わせて踊るジャマイカ発祥のダンス。
露出の多い服装で女性がセクシーに踊っているイメージだが男性のレゲエダンサーももちろんいる。
なにげにブレイクダンス以外で三点倒立をやるダンスでもある。(回らない)
KRUMP
アメリカの犯罪多発地域、サウス・セントラルで生まれたダンス。
ダンスというよりは貧困地区で生まれた音楽を使った自己表現といったほうが正しいが、最近ではスタジオでのクラスもあるのでダンスとして紹介する。
力強く腕を振るアームスイングや、胸が爆発するかのように見えるチェストポップなど、基本的に激しい動きが特徴。
あまりの激しさに見いてるとバスケのダンクシュートを見ているかのように気持ちが高ぶってくる。
Lite Feet
2005年頃にアメリカのハーレム地区で生まれた比較的新しいダンス。
HIPHOPトラックに合わせて軽やかにステップを踏むのが特徴。
仲間と掛け声やリズムを作って踊り合ったり、ニューヨークの地下鉄でのバスキング(パフォーマンスしてお金を稼ぐ事)など、KRUMPと同じくダンスでありひとつのカルチャーとして知られている。帽子や靴を使ったトリックもすごい。
シンプルに好きなダンスを選べばOK!
と思ってる方も多いですが、全然そんな事ないのでシンプルに好きなダンスを選んでください!
HIPHOPダンスが全ての基礎になってるかって言うと全然そんな事なくて(それを言うならむしろSOULだけどこれから始める必要は全く無いです)、各ジャンルごとに大切な基礎が違ってきます。
もちろん共通する体の使い方はあるので応用の効く部分やほぼ同じようなステップはありますが、このジャンル通ってないと踊れないとかはないです。
今から始める方はとりあえず好きなダンスや音楽で選んでみて、合わなかったら変えてみるくらいで良いと思います。
初心者はまず楽しむことが先決!
ちなみに今はYoutubeがあるので上に挙げたジャンルはHow to(講座)が
載っているものも多いのでまず家でやってみるのも全然ありです。
そんな感じで
ストリートダンスの種類を初心者向けに解説【厳選13ジャンル】
の記事でした!