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北京で行われたGreenPandaFestival行ってきましたー!サムネの方はFootworkの神、KenSwift。
※中国のダンスイベント会社、GreenPanda主催のHIPHOPフェスティバル。
3日間かけて行われるこのイベント、バトルやWS、トークショーなど盛りだくさん。
毎夜アフターパーティ。
ゲストはKenSwift、PoeOneなどのレジェンドやKidDavid、Lil Gなどの超有名Bboy達。
フライトの関係で最後まではいられなかったのですが、マジ行ってよかった!!奥さんに感謝。
スケジュール、コンテンツはこんな感じ↓
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全然知らないBboy達と5on5へ出た
初日、一発目のコンテンツはBreakin 5on5。
一人で行ったので、Cypher(円になって踊る事)しながら見物の予定。
だったんですが、イベント2日前くらいにWechat(中国のLINE)で知らないBboyから友人申請が。
彼の名前はドゥ(長くて難しいのでドゥとする)
ド『良いフットワークしてるね!会場で会おう!』(自分の投稿したムーブを見ててくれたみたい)
私『OK!』
というシンプルなやり取りの後、当日会場で遭遇。
ド『お前一人で来たのか?バトルでるぞ!』
私『んっ!?OK!』
という流れに。
どうやら色々なBboyに声をかけていたドゥ、
元々出る予定だったっぽいメンバーのBgirlに
ド『お前とこの日本人、チェンジするわ!』
とサラッと告げる。
え!?てか気まずー!なんかごめん!!!
他のメンバーは英語の喋れるブルース・リー、と若いBboy二人。
リーのおかげで自分達の番号が30番だという重要な情報をゲット。
無事にバトルを終え、まさかの予 選 通 過。
85チームいたので全然上がった感なかったけどもう一回踊れるのは嬉しい。
そして迎えたベスト16。
メ ン バ ー が い ね ぇ。
『うちらは3番目だよ』って伝えたのにも関わらず姿を消したドゥ。
全身黄色のジャージで会場でも一際目立つはずなのに全く見当たらないリー。
あまりにも特徴が少なく正直覚えていないメンバー二人。
MCのマイキーに『シバ、5ムーブ行くか?』と冗談交じりに言われたが、あとに回してもらうことに。
連絡をしようとWechatを見るとモーメンツにLil GのWSの様子を上げているドゥ。
フリーダムすぎるだろ。
そんなこんなで結局3人は戻ってきたがあと一人足りない。
状況を把握するとそのへんのBboyを10秒ぐらいでチームにジョインさせるハイパーネゴシエーター、ドゥ。
その能力本当すごい。
もう色々つっこみどころ満載でしたが楽しまさせてもらいました。
※ちなみにベスト16から8チームピックアップするルールで、
結果は3日目の最後に発表でしたが、僕はフライトのためそこまで会場にいられなかったです。
が、16から一気にレベル高かったのでうちのチームは100%上がってないと思う。
中国のBboyとRobinのガチバトルが発生
↑別のとこで発生していたコンクリガチバトル
二日目の午後、フットワークバトルがあり、Top9のRobinがジャッジをしていました。
で、そのフットワークバトル終了後、路上になにやら人だかりが。
円の中心にいたのは中国のBboy(よく見る有名な方、名前分からん)とKinder&Robin。
かなりの人だかりでしっかりとは聞き取れなかったのですが、
・R『床に背中がつく動きはBackRockであってフットワークではない』
・K&R『お前めっちゃバイトじゃん』
・中『コピーはOK』
的な内容が聞こえてきたのでおそらく中国のBboyがフットワークバトルに出て
ジャッジにイチャモンを付けたのだと思います。
※あくまで私の憶測です。どんな論争が行われていたかはわかりません。
一瞬ガチの殴り合いになりそうになるも、周りのみんなが間に入りその場で解散。
そして夜。アフターパーティの傍、再 度 勃 発。
結局収まりがつかなくなりコンクリートの上でバトルに。
中国のbboyも上手かったのですがRobinがヤバすぎた。
超高いボムやエルボーフリーズ(上腕じゃなくて完全に肘のやつ)、
ドリルなどを粗いコンクリの上でバチバチ決めてくる。
もちろん流血、でも御構い無し。
結局、Robinが
『OK!もういいだろ。こいつの勝ちだ、みんな拍手してやってくれ』
と言って解散しましたが、あの場を見ていたBboy達はどっちがSmoke(バトルで潰す等の意)されたかは明白でしょう。紛うこと無き漢でした。
BboyのJamで度々見られるこういったBeef(争い)
どっちが正しいか?っていうのは世界的な実力者であるRobinが正しいようにも思えますが、中国のBboyも彼自身の意見があってぶつかりに行ったワケで、そもそもHiphopにルールはないのでどちらが正しいかを決めるのは難しい問題でもある。
でも、こういうぶつかり合い、熱があって大好きです。←ただの野次馬
中国のBboyのレベルやシーン
このイベントには北京周辺のBboy達がたくさん集まっており、上手いBboyもたーくさんいました。が、全体的なレベルで見ると日本はやはり高いなと感じます。
腕に自信のあるBboyは是非中国にバトルしにきてほしい。
賞金が5万10万(円換算)のバトルはザラにあるので航空券くらいは優勝すれば全然カバー可能でっせ。
中国ではここ数年、こういった大規模なJamやバトルイベントがたくさん行われ始めていて、来中するゲストもかなり多いです。
Physicx(韓国のレジェンド)やMaster yonn(2000のギネス保持者)等、移住している著名Bboyも増えてきてるイメージ。
また、中国のSNSではレジェンド達のインタビューやBboying.Rockinなどについてのコラムなどもよく目にするので、そこは日本語よりも良質な情報が溢れているなと感じます。
TVがストリートダンスを取り上げ始めている背景もあり、これからどんどんBboyシーンが盛り上がっていくのではないかと個人的には思ってるので、皆さんビビらず遊び来てー!
一人で行ったけどなんだかんだ友達もできたよ
※Poeと彼が書いたグラフィティ
このイベントに行く前に友達だったのはマイメンMCマイキー、Master yonn、中国のBboy Pushの三人だけ。
みんな主催側のため忙しそうだったんですが、最終的には一緒に出たbboy達や台湾のBoyz in the hoodのメンバー達と交流できてめちゃめちゃ楽しかったです。
メディアの影響からか中国に対して怖いイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、
出身について聞かれた時、日本人だよ!と伝えると好きな日本のBboyの話やアニメ、漫画の話などをしてくれて皆フレンドリーに接してくれます。
※北京自体もホテルや飲食店、タクシーなど差別はゼロでいい感じでした。
ちなみに中国、アメリカ、オーストラリア、どこでもみんなこんな感じ。
JAPAN、愛されてます。
改めてHIPHOPカルチャーとダンスの素晴らしさを実感した3日間!もっと写真とるべきだったな
Peace Unity Love and Having fun!
そんな感じで締めまーす!
※Mikey aka ASIAN NESS笑
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