アドラー心理学を地で行く男のメンタル術【自分のことだけ考える】堀江貴文

アドラー心理学を地で行く男のメンタル術【自分のことだけ考える】堀江貴文

セントレアから上海にもどる際、いい感じのページ数だったので購入して読了。

 

ジャケットがやばい。

『炎上されるものになれ!』

『自分のことだけ考える。』

 

攻撃力高めのキャッチコピー、嫌いじゃないんです。

 

ぶっちゃけこのタイトルと顔のインパクトが強すぎてサブタイトルのメンタル術うんたらっていうのは読み始めてから気づきました。THEジャケ買い。

 

そんな感じで読書感想文です。

著者

 

堀江貴文 aka ホリエモン

名前は聞いたことない人のほうが少ないと思いますが、実際にどんなことしてる人なのかっていうとわからない人も多いかもしれません。

東京大学に在学中に起業、ライブドアという会社を経営し、証券取引法違反で逮捕、実刑をくらう。

釈放後は宇宙ロケットとばしたり、和牛を磨いたり、胃がん撲滅委員会立ち上げたり、祭りをしたり、DJバスツアーを企画などなどいろいろなプロジェクトを手がけている実業家。

自分のイメージでは色々面白い事や尖った発言をしていて人生経験豊富なおっちゃんの認識

 

ざっくり概要

 

ホリエモン氏は10万部超えのベストセラーをたくさん出していて、

私も10冊くらいは読んでるのですが、一貫して言ってることが

『周りは気にせずとにかく行動しろ』ということ。

過去の内容と似ている部分もたくさん出てきますが、概要としては、

 

たくさんの炎上をしつつも自分の信念を貫き成功する男のメンタル術

 

といった感じ。

 

 

まず、タイトルだけみるとジャイアニズムを彷彿させますが、

自己中心的に、利己的に生きるという意味ではもちろんないです。

 

ざっくりいうと

コントロールできるのは自分だけだから自分の信じた道を行く

という意味合いが込められてます。

 

本書の第6章【他者への優しさだけは忘れてはならない】の冒頭

本書では「人の目なんか気にするな」「自分のことだけ考えろ」と散々述べてきた。だが、それは「傍若無人に振る舞え」とか「露悪趣味を持て」とすすめているのではない。ひとりひとりが心の殻を破って自由に生きることで、その人の持っている能力を最大限に活かし、それが最終的には社会のために還元されることを願っているのだ。

という理念をもって書かれた本です。

 

んで、ホリエモン氏。よく炎上されてるんですよ。Twitterとかで。

スマートニュースとか見ててもよく記事で上がってくる。

 

炎上って聞くと『一般常識的に間違った事をしている人を集団で叩く』というイメージなので

 

ダメじゃーん!

 

ってなりそうですが、本人は炎上しろ、と。

一般的に考えて理解しがたい考え方ですが、それについての考え等が学べます。

 

なので日本人に多い

・周りの目線を気にしすぎて行動できない

・真面目が過ぎる

・失敗、恥をかくのは死んでもイヤ

 

っていうのを変えたい人には刺激になる一冊。

以下、個人的に気になったとこです。

コミュニケーションスキルなんていらない

結論から言うとコミュニケーションのスキルは実は存在しない。必要なのは、「熱意と関心」である。

私自身、あんまりコミュニケーションが得意ではないので、飲み会などでやたら喋ってあちこち気を使って盛り上げてる人とかを見ると『すごいなぁ。』と思ってそういう話術とかコミュニケーション系の本を手に取るんですが、これ読んでる自分気持ち悪ぃなと思ってすぐ止めます。

 

結局人と会話して盛り上がる時ってその人だけの体験、知見や共感できる話題って事が多くて、

自分が全然興味のないジャンルでもその人が本当にめちゃめちゃ面白いって思って話してたらこっちも楽しくなってくる。

なので小手先のテクニックを身につけるよりも自分の好きなことや興味あることをガンガン掘り下げるほうが相対的に話が面白い人になるんだろうな。

 

飲み会の盛り上げスキルは別として。

 

他人に期待するな

「人に裏切られるのが怖い」という考えは、逆にいうと他人に見返りを期待しているということになる。

誰だって裏切られるのは怖いと思う。

でも、人が裏切る裏切らないは相手の課題なのでどうしようもない。

からそれについて考えるだけ無駄。

だったら期待せずとも信頼してやろう!というアドラー心理学スタイル。

そう考えると裏切るという言葉自体、自己中心的な言葉にも思えてくる。

 

アドラー心理学は自分と他者の課題を分けるという考えが根底にある心理学。

何年か前にアドラー心理学をストーリー調に解説した『嫌われる勇気』という本が超絶流行りました。※ドラマ化もしてるみたい。

氏の考え方にはこのアドラー心理学に共通する部分がかなりあるようです。

 

興味ある方はぜひ読んでみてください。

ある学者と青年のお話を読んでいくスタイルなので本嫌いでもすらすら読める良書です。

自分の人生を生きる

前述した嫌われる勇気にも、「承認欲求を否定する」という話が出てくる。その意味する所は、「誰かの期待を満たすために生きるのは、他人の人生を生きることである」ということである。

※承認欲求は人から認められたい!とかFB、インスタでLIKEが欲しい!という気持ち、欲。

 

他人の期待を満たすことは悪いことではない、人が自分に期待していることを自分がやれば感謝されるし感謝されるのは気持ちの良いことだ。

それで見えてくるものもたくさんあると思う。

ただ、他人から承認されることばかり求めてしまうのと自分を見失ってそれこそ他人の人生を生きるハメになる。

 

絶対イヤでしょ。自分が主人公じゃない人生。

 

ダンスバトルでジャッジがイベント終わりのコメントで

『自分のスタイル貫いてください!』っていうのをよく言う方多いと思うけど自分もホントそう思うしそうありたいと思う。

 

ダンスの先生が言ったこと、ジャッジや先輩のアドバイス、みんな良かれと思って言ってるから、それを聞くことは良いことだけどそれに対応しまくって自分の意見を殺してると自分の踊りがなくなる。

自分のやりたいのが見えないうちは良いけど、アドバイスもらっても『本当はこう思うんだけど』『それ、絶対やりたくないけどやらないとダメなのかなぁ』とか思う事があるならそれで良いと思う。バッシングも同様。

ダンサー自体は承認欲求の塊かもしれないけど、ダンス自体が周りの意見聞きすぎて個性なくなるのは表現としてもったいない。

 

締め

チャレンジしようとする者には、必ず批判するものがいる。

常識を打ち破ろうとする者には、必ず抵抗勢力が現れる。

そして、目立つ者は、多かれ少なかれ必ず叩かれる。

 

万人に好かれるのは100%無理。

どんなに素晴らしいことしててもなんかこいつ嫌いとかありますからね。

 

本当に良いと思って進んでる道なら周りは気にせず進む。

よーし、頑張ろっ!

 

最後に内容とあんま関係ないかもですが、この本を読んで思ったのが

 

誤解って怖いなってこと。

 

この本のタイトル、Twitterでの炎上、普段のチャットなどでもそうですが、テキスト上の発言って誤解を生むことも多い。

自分が伝えようとしたことが間違って伝わることってすごく残念だし、場合によっては真逆に捉えられてしまう。(ネット上ではそれを狙った動きもありますが)

自分意見を言うにしてもしっかりと考えた上で発言する、受け取る側も表面だけで判断して反応するのではなく、言葉の真意を汲み取ることも今の世の中重要になってきてるのかもしれません。

 

 

良いこと言った風な感じで無理やり締めたいと思います(・∀・)

 

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