次女の握力がすんごい。
彼女は産まれてから中国、日本、オーストラリア、タイ、カンボジアと既に5ヵ国を渡り歩いてるにもかかわらず、予防接種以外病院へかかった事のない超健康優良児だ。
しかも夜泣きもほぼしないため親としては非常に育てやすい。
問題としてはひっじょーーーーーに元気な事。
長女も元気だったが非じゃない。
フィジカルも強く、6ヶ月にはつかまり立ち。
ずり這いで移動していたのがハイハイになり、今やアニマルウォーク(四つん這いで歩く筋トレ)
なんでも舌から入る性質があり、目につくものはすべて口に運ぶ。
そしてガッちゃんばりになんでも噛み付く。
犬でももう少し噛んで良いものとそうではないものの区別がつくと思うが彼女はちがう。
テーブル、リモコン、ペットボトル、袋、椅子、私、見境というものは一切ない。
判断基準はただひとつ。
噛めるか噛めないか。
俺か俺以外かのようなローランドばりの思想のもとにひたすら何かに噛み付いている。
つい先日スマホの保護スクリーンにヒビが入ったので携帯ショップで
張り替えてもらったのだが、翌日の早朝には早速バキバキにしていた。
しかし、こんなのはカワイイもので問題は握力。
たぶん割とマジに30Kgくらいはあると思う。
皆さんは花山薫をご存知だろうか?
少年チャンピオンで連載される格闘マンガの金字塔
『バキ』に出てくる齢19歳にして五代目藤木組系暴力団花山組二代目組長であり『日本一の喧嘩師』という肩書を持ち主。
強くなるためにひたすら己を鍛え上げている男たちがたくさん登場するバキの登場人物の中でもひときわ異彩を放つ彼。
非武装・非鍛錬の美学を持ち、『鍛えることは女々しい』と体現する漢の中の漢である。
そんな彼の特技で”握撃”という技がある。
トランプを素手で引きちぎるほどの強靭な握力で相手の腕や足を掴んで破壊する強烈な技である。
そしてコレをうちの次女もやる。
私に。
そう。実の親である私に握撃を容赦なく繰り出してくる。
『あーい!』
などと一見カワイイ声を発しながらアニマルウォークで私の足元にたどり着いたかと思いきや、無防備なうちももに対し突然の”握撃”
その痛みたるや尋常ではない。
激痛の理由として彼女の握力の強さの他にもう一つ理由がある。
それは私はスネ毛が濃いということ。
そのへんの男性を100人集めて順位を決めた場合、5位以下になる確率はまずゼロ。
スネ毛の優劣を決める際の重要なファクターとして
長さ、強さ、ツヤ
があるが、それが優れているというのはすごくしっかり生えているということ。
つまり引っ張られるととてつもなく痛い。
その私の逞しいスネ毛をうちももと共に容赦なくつねくるのが次女。
ブレイキンというハードなダンスをしているので色んな痛みは味わったことがあるがこれが半端ではない。てゆーかマジで痛い。
この経験から次女が足元に近づいてきた場合は常に警戒態勢にあり、彼女が触れた箇所には瞬時に意識を集中させているためハンターハンターで言うところのゴンVSボマー戦のよう構図になっている。
しかし、オーラを一箇所に集中させる“硬”の状態にあっても彼女は全体重を預けたり、ひねりを加えたり、二箇所にリトルフラワーを繰り出して来ることがあるため流石にこれには耐えられない。
これ以上スネ毛を掴まれると命に関わりそうなので脱毛を考え始めている次第だ。
ふと気づいたが、
現段階の私の体感で30Kg程なのでこのペースですくすく育った場合
1歳になるころに46Kg
3歳で138Kg
小学校入学時には260Kg
成人になるころには920Kgに達する。
(ゴリラのギネス最高記録が600Kg)
握力が920Kgの女子。
成人女性の平均握力が30Kgなのでざっと30倍のスペックを持つことになる。
実戦で負けることはまずないと思うのでそのフィジカルを生かしてアームレスリングの舞台に立つか、逆に世界的握力アイドルを目指すか。
そんなことを考えていたらもう7月ですね。
マジで中国いつ戻れるんだろう・・・