SNSの写真は自分で選ぶより周りの人に選んでもらった方が印象が良い
NSW大学によるとこういう実験結果があったそうです
性格や寿命に関しても他人から見た自分の方が正確に判断できているという結果が…
つまり、ほとんどの人間は客観的に自分のことを見ることができていないという事
そして自分自身を理解している能力が高いほど
人生の満足度や仕事の生産性が高く、明確な目標を持って生き生きと暮らし、ストレスレベルも低いという
そんなチートみたいな能力がこの
”客観力” になります
この記事では
DAIGO著/ムダに悩まない自分の理想になれる超客観力
を読んでみた僕が
- どんな本でどんな人にオススメか
- 読んでみた結果
- 良かった所
についてサラッと書いています
本書に興味のある方は参考にしてみてください!
もくじ
どんな本でどんな人にオススメ?
超簡潔にいうと
人生をより良く生きるために客観的な視点を持ち、自分自身への理解を深めましょー!
っていう感じの本
ただし、読んで理解するというよりは
自分を理解するための質問がたくさん載っているワークブックという感じ
ニコニコやYouTubeで本や論文の知識をアウトプットしまくっているDAIGO氏の本なので
いつも通りエビデンスに基づいた内容たっぷり
Googleなどのトップ企業が重視している「知的謙遜」についても書かれています
・日々生活するなかで進んでいる方向について迷うことがある
・周りに流されて行動することが多く、それがストレスになっている
・自分への理解を深めて自分らしく生きたい
みたいな人にオススメ!
僕が読んでみたきっかけ
読んだのが2021年の年末で、自分の性格として気になるものや良さそうなものにすぐに手を出す傾向が強く中途半端なので、もっと積み上がっていくものを作りたいなと思い、2022年に向けて自分の価値観をはっきりさせておきたかった
読んでみた結果
全部読んだのですが、ゆっくり読める状況で読んでなかったためワークは面倒でほぼやってない(おい)
なので最初の価値観リストだけやってみた結果なので参考程度に
※価値観リスト・・・80個の価値観から大事なものを選んでさらに重要なものを選んで、その意味を掘り下げるもの
読み終わったのがこの記事10日前くらい前で、それからふと煮詰まった時にこのリストを見返す事で「あ、そうそう、これが大事だわ」って思いだせるのが読んで良かったと思える
今、Web上やSNSにはいろんな情報が溢れていて取り入れたい事や良いものってめちゃめちゃあります
やれ効率的な〇〇法やら見ないと損する〇〇やら見ないと絶対に後悔しますやら
そんな情報を浴びまくって「うーん、分からん!」ってなった時に
このリストを見返すと自分の大事なものが再確認できて決断しやすくなるって感じ
ちなみに僕の価値観リストはコレ
- 笑い
- 成長
- 家族
- 情熱
- 体力
- 信頼
- 挑戦
- 達成
- 孤独
- 自制
家族があるから自分があって、情熱を持って成長して挑戦していきたいのが自分
ただし「笑い」は全てにおいて最強だと思ってる
情報過多で動きが止まってしまう人は一度やってみるのオススメ
良かった所
SNSの写真は自分で選ぶより他人に選んでもらった方が印象が良い
ニューサウスウェールズ大学が行った実験では、102人の学生に、SNSや出会い系サイトなどに使うためのプロフィール写真を12枚の候補から2枚選ぶように指示。続けて、参加者のことを全く知らない男子第三者にも同じ指示を出し学生たちの写真の空ネットに掲載するのにふさわしい写真を選ばせました。 最後に、両グループを選んだ写真をネット上の人たちに採点してもらったところ、興味深い現象が確認されました。学生が自分で選ぶよりも完全に他人が選んだプロフィール写真の方が、全体的に「印象が良いし信頼感があって自信がありそう」と判断されやすかったのです。
写真は人に選んでもらったほうが印象が良いよ〜
っていう実験
自分が「これは間違いない」と思って選んで写真の採点が低いというのはすごく面白い
性格に関しても似たような実験があって自己申告した性格よりも他人に判断してもらった方が正確だったそうな
こんな感じで人間、自分のことに対しては客観性を失ってしまうので、そこに注目してみたのがこの本です
日々の生活に追われ自分を見失う
大抵の人は日々の暮らしの中で1つ目は家事に追われともすれば自分がどのような人生を生きたかったのかを忘れてしまいます。 その結果として客観性が失われ、本当ならスキルを磨くためのトレーニングをしたり、好きな趣味に時間を使ったりした方が人生は豊かになるはずなのに、スマホのゲームやネットサーフィンといった自分の価値観から離れた行動を取りやすくなるのです。
心当たりがありまくりますね
仕事、家事、育児と忙しい中で”なんとなく”とってしまう行動がどんどん自分を堕落させていく・・・
これに対する対抗策の一つが上で書いてた価値観リストです
なぜ?よりなに?で問う
第一に「なぜ?」の質問で自己分析を行った人は、「ひたすら自分はコミニケーションの能力が低いとは思えない」といった否定に力を注ぎこむ傾向がありました。ところが、その一方で、「なに?」の質問で自己分析を行った人は、「確かに自分はコミニケーションができない場面もあるので、どんな状況で会話が苦手になるのかを改めて確かめたほうがいいかな?」のように、フィードバックを客観的に受け取って次に生かそうとする傾向が強かったのです。
「あの時効しておけば良かった」
「あの時なんでこんなことを言ったんだろう・・・」
といった過去の失敗や出来事などを反すう(繰り返すこと)して考えてしまう事を本書では
”反すう思考”
という言い方をしています
過去の過ちを繰り返し考えてもメンタルに悪い影響しかないので
質問の仕方を変えてポジティブに変化を起こせるような問いに変えましょう!
という内容
どうせ考えるなら生産的にいきたいですもんね
他にも反すう思考レベルのチェックや反すう思考の止め方が載ってます
まとめ
- 人は日々の生活に追われ客観性を見失う
- 客観性を養うことでより良い人生を生きることができる
- 自分を価値観や内観を深めるワークがたくさん載っている本
SNSで一部の強烈な価値観に影響されがちな学生さんとか若い子は一度読んでほしいな思います
過去の体験を思い起こして自分の理解を深めるワークもあるんだけどこれやると結構生きやすくなったりするんだよね(過去に他の本で経験済み)
そんな感じで気になったら手に取ってみてくださーい!
以上、ムダに悩まない自分の理想になれる超客観力/DAIGOを読んだ結果
でした!
※今回僕はKindleで普通に買ったんですがDAIGO本は高頻度でKindle Unlimitedのラインナップに並ぶことも多いのでチェックしてみてください